1.ダムについて |
名称 |
苫田ダム |
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河川名 |
吉井川 |
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水系名 |
吉井川水系 |
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ダムの規模 |
総貯水容量:8,410万立方米 |
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堤高:74メートル |
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堤頂高:約225メートル |
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ダム建設の根拠法 |
水源地域対策対策特別措置法 |
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建設主体 |
建設省 |
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建設目的 |
洪水調節、流水の正常な機能の維持 |
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利水 ・上水道用水 40万立方米 |
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・工業用水 8,500立方米 |
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発電、灌漑 |
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2.訴訟について
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(1) |
裁判所 |
岡山地方裁判所 |
事件番号 |
平成12年(行ウ)11号 |
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事件名 |
事業認定取消請求事件 |
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原告 |
人数:422名、ダムとの関係:共有者、所有者 |
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被告 |
建設大臣 |
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参加人 |
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主要な争点 |
・土地収用法20条の事業認定の要件を満たすか |
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・苫田ダムに治水効果はあるか |
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・苫田ダムの開発する水資源に対応する水需要があるか | |||
・苫田ダム建設予定地の地質上の問題点 |
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進捗状況 |
平成12年10月18日第一回弁論、原告意見陳述3名 |
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(2) |
裁判所 |
岡山地方裁判所 |
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事件番号 |
平成11年(行ウ)13号 |
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事件名 |
住民訴訟(損害賠償請求) |
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原告 |
人数:39名 |
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被告 |
岡山県広域水道企業団、岡山県知事、出納長 |
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参加人 |
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主要な争点 |
・苫田ダムは利水面において公共性が欠如しているのではないか |
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・苫田ダムは建設を目的に予算が一般会計から出ている |
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・被告企業団になされた支出は違法か |
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進捗状況 |
違法性の・・に関する主張を原告側にて展開し、被告側の反論を待っている状態 |
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(3) |
裁判所 |
広島高等裁判所岡山支部 |
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事件番号 |
平成8年(行ユ)第14号 |
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事件名 |
住民訴訟(損害賠償請求) |
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原 告 |
人数:21名 |
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被告 |
岡山市長、岡山県知事、財団法人吉井川水源地域・・基金 |
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参加人 |
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主要な争点 |
・協力感謝金(補助金)の違法性について |
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・苫田ダムは治水、利水につき公共性があるか |
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進捗状況 |
第一審(岡山地裁)は原告敗訴 |
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平成12年10月17日、治水について嶋津証人証言 |
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3.原告側の体制 |
弁 護 団 員 |
大石和昭 |
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石田正也 |
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原告を支援する学者・専門家の氏名、所属、専門 |
※日本環境法律家連盟にお問い合わせ下さい |
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4.その他、 特記事項 |
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