東京〜名古屋間を時速500㎞で走行し、わずか40分で結ぶというリニア中央新幹線の工事が始まっています。リニア中央新幹線はJR東海が行う事業で、品川〜名古屋間については2027年の開業を予定、さらに名古屋〜大阪間を2037年までに延伸することを計画しています。総工事費用は9兆円ともいわれる巨大公共事業です。
リニア計画は、巨額の費用がかかる事業であるにもかかわらず、民間企業であるJR東海が行う事業だということで、国会でも地方議会でも十分な議論がなされていません。沿線住民に対する説明も不十分なまま、強行されています。
はたして、この「リニア中央新幹線計画」に問題はないのでしょうか。JELFでは環境や安全等の視点から警鐘を鳴らす意味で、沿線住民とともに「ストップ・リニア! 訴訟」を提起しています。