北大開示文書研究会で、ラポロアイヌネイションと文書研のオンライン連続学習会がひらかれます。
JELF理事でもある市川守弘弁護士が、第一回学習会の講師として、「イチからわかるアイヌ先住権」という講演を行われますので、ご紹介します!
参加無料、誰でも参加OKだそうです。ぜひご参加ください。
ラポロアイヌネイションと文書研のオンライン連続学習会
Chapter 1 イチからわかるアイヌ先住権
▶ とき 2021年11月21日(日)14:00〜17:00
▶ 参加無料
▶ 「zoomミーティングシステム」を利用したオンライン学習会です。
(参加方法については、北大開示文書研究会のサイトからご確認ください → http://www.kaijiken.sakura.ne.jp/symposium/online2021/20211121.html )
プログラム(時刻は目安です)
14:00 開会のごあいさつ 清水裕二(北大開示文書研究会共同代表)
14:10 講演「イチからわかるアイヌ先住権」
講師 市川守弘(弁護士)
1954年、東京生まれ。北海道浦河町杵臼コタン出身の城野口ユリ・小川隆吉両氏ら、また畠山敏・紋別アイヌ協会長、浦幌アイヌ協会、コタンの会によるアイヌ遺骨返還請求訴訟でそれぞれ原告代理人を務め、北海道大学・札幌医科大学・東京大学との和解をまとめて、それまで数十〜百年間にわたって大学に留め置かれたままだった100体以上のアイヌ遺骨の帰郷と再埋葬実現に貢献。ラポロアイヌネイション(旧浦幌アイヌ協会)が提起したサケ捕獲権確認請求訴訟の原告弁護団長。著書に『アイヌの法的地位と国の不正義』(寿郎社)など。
15:30 報告「鮭に関する先住権の現状/サーモンピープル訪問とラポロアイヌネイション裁判」
報告者 差間正樹(ラポロアイヌネイション会長)
1950年、浦幌町生まれ。北海道大学水産学部卒業。有限会社差間漁業部(浦幌町)代表。前・浦幌町議会議員、元・北海道アイヌ協会監事。会長を務めるラポロアイヌネイションは2020年、アイヌ集団として初めて、国・北海道に対するサケ捕獲権確認請求訴訟を札幌地裁に提起した。共著書に『アイヌの遺骨はコタンの土へ』(緑風出版)、またラポロアイヌネイション名義の『サーモンピープル アイヌのサケ捕獲権回復をめざして』(かりん舎)がある。
16:00 短編映画「ラポロアイヌネイションの十勝川サケ漁」(藤野知明監督作品、25分)
札幌出身のドキュメンタリー映画監督。短編『八十五年ぶりの帰還 アイヌ遺骨 杵臼コタンへ』は、国際映画祭Madrid Asia International Filmmaker Festival2018で最優秀作品賞受賞。長編ドキュメンタリー映画に『とりもどすー囚われのアイヌ遺骨ー』、『カムイチェプ サケ漁と先住権』がある。
16:30 質疑応答
16:55 閉会のごあいさつ 殿平善彦(北大開示文書研究会共同代表)
▶ zoom会議室の入室定員は最大100人です。定員を越えて入室できない時は、「YouTube 北大開示文書研究会チャンネル」の同時配信をご視聴ください。YouTube視聴者は、出演者への質問や意見交換ができません。あらかじめご了承ください。
▶ このオンライン学習会の録画は「YouTube 北大開示文書研究会チャンネル」で後日公開予定です。
今後の開催予定
第1回 2021年11月21日(日)14:00〜 出演:市川守弘さん、差間正樹さん、藤野知明さんほか
第2回 2022年1月23日(日)14:00〜 出演:榎森進さん、差間正樹さんほか
第3回 2022年2月27日(日)14:00〜 出演:ジェフ・ゲイマンさん、差間正樹さんほか
主催 ラポロアイヌネイション/北大開示文書研究会
お問い合わせ TEL/FAX 0164-43-0128(三浦忠雄)