[ビクトリー!!]　2017年8月21日、米国第9巡回高等裁判所は、原告側の主張を認め、地裁判決を破棄し差し戻す判決を下しました！

　・控訴審判決文

　・控訴審判決を歓迎するJELF声明

　・共同原告、米国NGOのCenter for Biological Diversity による声明 

　・訴訟代理人、Earthjusticeによる声明 

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沖縄県・普天間基地の移設を巡っては、名護市・辺野古が候補地となっています。

2003年9月、JELFは、ジュゴンが住むこの豊かな海への基地移設計画に関し、3名の個人原告と沖縄の環境団体、そして、米国の2つの環境NGO、Center for Biological DiversityとTurtle Island Restoration Networkという原告団体ともに、原告として、米国のサンフランシスコ連邦裁判所で、アメリカ国防総省（Department of Defense）を相手に、米国の文化財保護法（NHPA）に基づいた訴訟をしています。原告側の訴訟代理人は米国の環境訴訟専門のNGO、Earthjusticeです。

　・訴訟代理人：Earthjustice のHP： http://earthjustice.org/

　・原告：Center for Biological Diversity のHP : http://www.biologicaldiversity.org/

　・原告：Turtle Island Restoration Network のHP : https://seaturtles.org/

 

以下は、米国ジュゴン訴訟の連邦地裁での主な記録と、控訴審の訴訟記録の掲載です。

 

＜掲載記録一覧：サンフランシスコ連邦地裁：主なもの＞

・2005年 3月 2日　サンフランシスコ連邦地裁より、中間命令

・2008年 1月24日　サンフランシスコ連邦地裁より、中間命令

・2014年 7月31日　原告側より提出の追加申立書

・2015年 2月13日　サンフランシスコ連邦地裁より、最終判決

 

＜掲載記録一覧：サンフランシスコ連邦高等裁判所（第9巡回裁判所）＞

・2015年 4月 9日 原告より提出、控訴申立書

・2015年11月24日 原告より提出、控訴趣意書

・2015年12月12日 米国NGO、National Trust for Historic Preservation より提出、Amicus Brief提出の申請

・2015年12月12日 米国NGO、National Trust for Historic Preservation より提出、Amicus Brief

・2016年 2月19日 被告（国防総省）より提出、答弁書

・2016年 2月29日 原告側より提出、再反論書

・2017年 3月15日 第9巡回裁判所口頭弁論の弁論調書（書き起こし）

　なお、サンフランシスコの連邦高等裁判所（第９巡回裁判所）でひらかれた口頭弁論のやりとりについては、以下、裁判所公式ページから動画で見ることが出来ます。

　http://www.ca9.uscourts.gov/media/view_video.php?pk_vid=0000011215

＊参考：米国の裁判所専門のニュースサイトによるジュゴン訴訟控訴審の口頭弁論に関する報道。

　https://www.courthousenews.com/ninth-circuit-leery-plans-okinawa-marine-base/

・2017年8月21日 第9巡回裁判所による地裁差し戻し判決

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