私たちはこのような活動をしています。

 日本の環境問題の原点となった公害。その四大公害訴訟に関わった弁護士の多くがJELFの会員として現在も活躍中です。その精神を引き継ぐJELFの会員もまたさまざまな公害事件に対し積極的に関わり、最近ではダイオキシンやアスベストといった重要案件にも取り組んでいます。

 大規模公共事業に対しても、JELFは環境保全の観点から訴訟などを通じて無駄な公共投資による環境破壊を食い止めようと活動しています。例えば、長崎県諫早湾の干拓事業、沖縄県辺野古基地、リニア新幹線開発など、大規模開発による自然破壊に対し法律家の立場から反対運動を進めています。

 また、自然生態系の保全はJELFにとって重要な課題のひとつです。アマミノクロウサギを原告とする訴訟や、エゾナキウサギ、シマフクロウを守る裁判を行ってきました。

 環境問題は地球規模で解決しなければならないテーマでもあります。地球温暖化やオゾンホールなど地球環境問題はJELFにとってはも重要な課題です。グローバリゼーションの進展に伴い、世界各地でコミュニティーが壊され、貧困や戦争が深刻な環境問題を引き起こしています。私たちは世界の人々と連帯して環境保護運動を進めています。

設 立
1996年11月16日 日本環境法律家連盟(JELF)、英語名 Japan Environmental Lawyers Federation設立。
2018年 4 月 1 日 一般社団法人JELF(日本環境法律家連盟)として法人化。
法人化を契機として、団体の英語名称をJapan Environmental Lawyers for Futureに変更しました。
歴代理事長
初 代 野呂 汎
2代目 藤原猛爾
3代目 村田正人
4代目 籠橋隆明
5代目 池田直樹
6代目 島 昭宏